2017年1月6日金曜日

山スキー入門2.山スキーに必要な技術


【山スキー入門2 バックカントリーへの道】-山スキーに必要な技術-



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山スキーはゲレンデを飛び出して整備されていない山を登り、滑ります。

雪山には様々な危険があります。

雪崩、滑落、ホワイトアウトによる道迷い、寒さによる低体温症、凍傷。。。

これらのリスクを回避するためにはベテランの指導者と一緒に登るのがベストです。
周りに山スキーヤーがいない場合は山岳会に入るのが良いでしょう。

関連記事:山岳会のメリット デメリット

以下より山スキーバックカントリー、冬山登山に必要な技術について説明します。

【1.地図読み】




これは雪山ではほぼ必須です。
ほぼ必須と言っているのは今はスマホのGPSがあればそれなりの山ならほぼ迷うことはないからです。
しかし、低温によるバッテリー消費や機能停止の恐れがあるため過信は禁物です。
また、冬の爆風にさらされた状態でスマホを毎度確認するのは非常に困難です。
そのときは地図とコンパスを使ってルートファインディングをする必要があります。

GPS専用機を購入するのも良いのですが、高いため、地図読み技術とスマホのGPSがあれば必要ないでしょう。

【2.体力】




冬山は夏山よりも装備が多くなるため、必然的に重くなります。
また新雪がたくさん積もっていると雪をかき分けて歩く必要があります(ラッセルという)。

また、登りで体力を使い切ってしまうと下りの滑走ができなくなります。
そのためにも十分な体力をつけておく必要があります。
目安として下山時にも4割くらいの体力が残っている状態で登頂できるようにしておく必要があります。


【3.滑走技術】




これは言うまでもなく必要です。
理想はスキー場のコブ斜面を問題なく滑れるレベルです。
しかし、どのような山、どのような斜面を滑るのかにもよるため、パラレルターンができて、新雪をある程度滑ることができればそれなりにいけるでしょう。
仲間と行く場合で滑りに自身がない場合は迷惑をかけないためにスキー場で事前に練習しておきましょう。待たせてしまいます。


【4.雪山の危険に関する知識と経験】



雪崩、低体温症、凍傷、滑落、ホワイトアウトによる道迷いなど、夏山よりもリスクが高くなります。

とくに雪崩には注意で毎年何人もの方が亡くなっています。

雪崩には地形、気温、積雪など、様々な要因があり、知識を身につけて行く必要があります。以下のような本でしっかり勉強しましょう。



また、各地で雪崩に関する講習会、勉強会があります。高額な場合が多いですが自分と仲間の命を守るために勉強しておきましょう。

北海道だと「北海道雪崩講習会」があります。


次は「3.山スキーに必要な装備」について


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